電話予約 Web予約

シーバー病

シーバー病とは

セーバー病(シーバー病)は、「踵骨骨端症」とも呼ばれる踵(かかと)の骨の障害です。成長期に当たる小学校高学年(10歳前後)くらいの男子に多くみられます。
スポーツの練習のやりすぎによるオーバーユースが大きな原因で、成長期の踵(かかと)への過剰な負担がセーバー病(シーバー病)の痛みを生じさせます。特に、長時間のランニングやジャンプ繰り返しなどで踵(かかと)への負担が多いサッカーや野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツを熱心にやっている子供に多く発症します。また、裸足で行う剣道や底の薄い靴で行うバレエなどのスポーツ・競技も踵への衝撃が大きいためセーバー病(シーバー病)を発症しやすくなります。

こんな症状あてはまりませんか?

  1. スポーツをすると踵あたりが痛む
  2. 階段を昇降するときに痛む
  3. 運動していないと痛くない
  4. ジャンプまたはジャンプの着地が痛い
  5. 走ると痛む
シーバー病になりやすい人の特徴

①筋力の柔軟性の低下

ふくらはぎにある下腿三頭筋という筋肉はアキレス腱となって踵骨に付着します。オーバーユースやストレッチ不足などにより下腿三頭筋やアキレス腱が硬くなると、踵骨を引っ張る力が強くなってしまうためセーバー病(シーバー病)を発症しやすくなります。当院でセーバー病(シーバー病)の子供達を検査すると、約85%がアキレス腱や腓腹筋の柔軟性に異常が見られます。

②足部の機能異常

近年、足部・足首に機能異常がみられる子供達が増加しています。
土踏まずのアーチが低下した「扁平足」、膝を曲げると爪先が外を向き膝が内側に入り込む「knee in toe out」、かかとを地面に付けたまま深くしゃがめない「足首の可動域制限」などです。
運動の中で足首と膝は連動して動くため、足部・足首の機能異常はアキレス腱への負担を増加させセーバー病(シーバー病)発症の原因となります。
子供の外遊びの時間が35年前と比べ30%以上減少しているというデータもあり、それが足部の機能異常を引き起こしている要因と考えられます。セーバー病(シーバー病)の根本改善のためには、股関節同様足部の評価・機能改善が必要です。

④成長期の栄養不足

実は現代の子供たちの中には栄養不足に陥っている子が少なくありません。「タンパク質」「ビタミン」「鉄分」「カルシウム」「糖質」などの栄養バランス、栄養の摂取量ともに不足していると、骨や筋肉の発達不全や回復力の低下が起こり、オスグッド病などのオーバーユース症候群や軟骨障害、骨折、肉離れ、捻挫などが発生しやすくなります。

当院の治療方法

立体動態波

『立体動態波』治療にて使用します。ES-5000は患部に流れる電流を立体的にすることで従来の電気治療機器よりも広く、深い部分の治療が可能になりました。また電気の感じ方が柔らかくなり、電気治療が苦手な方にも受けて頂ける治療機器となっています。電気を立体的に流す「立体動態波」患部の損傷した組織を修復へ促す「3DMENS」筋肉のコンディショニングに使用する「3DEMS」など幅広い症状に使用することができます。

LIPUS(リーパス)

LIPUSとは、断続的な低出力のパルス超音波(Low Intensity Pulsed Ultra Sound)の音圧効果を用いて、骨折部位の骨癒合を促進する機器です、。骨折部の治癒を通常の期間より40%短縮してくれます。骨折部だけでなく、靭帯や筋肉などの軟部組織に使用することで創傷の治癒を促進します。骨端症や骨折後の後療、肉離れなどに使用しスポーツの早期復帰を促します。

ラジオスティム

ラジオスティムは電気治療の一種でラジオ波を使用します。ラジオ波は体に通すことで、細胞同士を摩擦させ熱を発生させます。お風呂やサウナは体の外から熱を加えていくのに対し、ラジオスティムは体の中から熱を生み出し、血流を促進させます。また体の中から熱を作り出すことができるので、内臓や体の奥の筋肉を温め、身体の深部体温を上げ免疫力を上げる効果が期待でいます。ラジオスティムはソチオリンピックからオリンピック選手のケアに使用され注目されました。ドジャースの大谷選手もラジオスティムを使用し体のケアを行っているそうです。当院でもスポーツ選手や部活を頑張っている学生に使用しています。

当院では子供たちや親御さんが安心して治療を行える環境をご用意しております。

スポーツでの痛みや日常生活での痛みなどの症状でお困りの際はぜひ一度お越しください!

RETURN TOP
0857‐50‐1115 Web予約